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捨て問」と「狙い目

本記事の監修者

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水木 泰祐 (Dr.みずき)

東邦大学医学部卒。浪人・留年・国試浪人を経て、医学教育の革新に挑む。
「4浪4留2国浪」という異色の経歴を持ち、医学部入学から医師国家試験合格までに数多くの困難を経験。その過程で得た知見と反省を活かし、同じように悩む医学生を支援するため、医師国家試験個別指導塾「MediE(メディエ)」を設立。「教えない、導く。」をモットーに、コーチング・メンタリング・コンサルティングを融合させた独自の指導法を展開している。
MediEでは、個別最適化された学習支援を通じて、留年・放校・国試不合格のリスクを抱える医学生の自学自習力を育成。また、YouTubeチャンネルやSNSを活用し、医学教育の在り方そのものに変革をもたらす活動も積極的に行っている。

目次

大学受験を控えた皆さん、こんにちは。入試本番で全ての問題に同じように時間を割いていませんか?実は、合格者と不合格者を分ける大きな差は「どの問題に時間を使うか」という判断力にあります。

「捨て問」と「狙い目」の見極め方は、限られた試験時間を最大限に活用するために欠かせないスキルです。特に難関大学の入試では、全問正解を目指すよりも、確実に得点できる問題で点数を稼ぐ戦略が重要になってきます。

本記事では、大学入試のプロの視点から「捨てるべき問題」と「狙うべき問題」の見分け方、そして効率的な得点アップ戦略について詳しく解説します。この記事を読めば、試験時間の使い方が変わり、合格可能性が大きく広がるでしょう。

受験は戦略的な勝負です。あなたの貴重な時間を最適化する方法を、ぜひ一緒に学んでいきましょう。

1. 「捨て問」を見極める力が合格への近道!大学入試で注目すべき問題とは

大学入試において「全問正解」を目指すことは、多くの受験生にとって非現実的な戦略です。限られた試験時間内で最大限の得点を獲得するためには、「捨て問」と「狙い目」を見極める力が必要不可欠です。特に難関大学の入試では、解答すべき問題と見送るべき問題を瞬時に判断できるかが合否を分ける重要なスキルとなります。

捨て問の判断基準として、まず「解法が思いつかない問題」が挙げられます。問題文を読んで30秒以上考えても解法の糸口が見つからない場合、その問題に時間を費やすことは効率的ではありません。また、「計算量が膨大な問題」も注意が必要です。正解できる見込みがあっても、解答に10分以上かかる問題は他の複数の問題を解ける時間を奪ってしまいます。

一方で、狙い目となる問題の特徴は「基本公式の応用問題」「過去の頻出パターン」「部分点が獲得しやすい記述問題」などです。例えば東京大学の前期試験では、難解に見える問題でも基本原理を応用すれば解ける問題が多く出題される傾向があります。京都大学では独創的な思考力を問う問題が多いものの、計算自体は比較的シンプルな問題も混在しています。

効果的な問題選択のためには、過去問研究が欠かせません。河合塾や駿台予備校などの模試でも、時間配分を意識した演習を重ねることで判断力は磨かれます。多くの受験指導のプロフェッショナルは「8割の得点を6割の時間で」という原則を提唱しています。

最終的には、自分の得意分野を把握し、確実に得点できる問題から解いていくことが重要です。捨て問を見極める力は一朝一夕に身につくものではありませんが、計画的な学習と実践的な演習を通じて培われる、合格への最短ルートを示す羅針盤となるでしょう。

2. 難関大学入試で「狙い目」となる問題パターン5選:効率的な得点アップ戦略

難関大学入試では限られた時間内で最大限の得点を獲得する戦略が不可欠です。その鍵となるのが「狙い目問題」の見極め。これから紹介する5つのパターンは、多くの受験生が見落としがちな効率的な得点源となります。

1. 前年度の傾向を踏襲した問題
難関大学でも出題形式には一定のパターンがあります。東京大学の英語長文では、特定の段落に設問が集中する傾向があり、京都大学の数学では、過去問と解法が類似した問題が高確率で出題されます。過去3年分の入試問題を分析すれば、狙い目となる問題パターンが見えてきます。

2. 基本原理の応用問題
一見難解に思える問題でも、基本原理を応用したものは解きやすい狙い目です。例えば東工大の物理では、単振動の基本式を複雑な状況に適用する問題が定番化。これらは基本法則をしっかり理解していれば、難度の割に得点効率が高い問題です。

3. 計算量の多い数学問題
計算過程が複雑な問題は、多くの受験生が時間配分を誤って後回しにします。しかし、初手のアプローチさえ正しければ、単純作業で得点できる場合が多いのです。特に早稲田大学や慶應義塾大学の理工学部では、計算力を試す問題が毎年出題されています。

4. 設問後半の選択式問題
国公立大学の二次試験では、大問の後半に選択式や穴埋め問題が配置されることがあります。これらは前半部分が解けなくても、選択肢から逆算するアプローチで正解にたどり着ける「隠れた狙い目」です。

5. 記述問題の部分点を狙う
難関私大の論述問題では、完全解答できなくても、キーワードを盛り込むことで部分点が得られます。例えば一橋大学の論述問題では、教科書レベルの用語を適切に使用するだけで、相当の点数が確保できるケースがあります。

これらの「狙い目問題」に効率よく取り組むことで、限られた試験時間内での得点率を大きく向上させることができます。入試直前期には、自分の得意分野と相性の良いパターンを見極め、戦略的な学習計画を立てましょう。難問に固執するよりも、確実に得点できる問題を素早く見つけ出す力が、難関大学突破の鍵となります。

3. 入試のプロが明かす「捨て問」と「狙い目」の判断基準:限られた時間で最大限の成果を出す方法

入試本番では「全問解く」という考え方は必ずしも得点につながりません。限られた時間内で最大限の得点を取るためには、「捨て問」と「狙い目」を見極める戦略が不可欠です。現役の予備校講師として数多くの受験生を指導してきた経験から、プロの視点でその判断基準をお伝えします。

まず「捨て問」の見極め方ですが、問題を読んで30秒以内に解法が思いつかない場合は要注意です。特に数学や物理では、問題文を読んだ瞬間に「どの公式を使うか」「どのアプローチで解くか」が浮かばない問題は時間の泥沼にはまりやすいもの。また、複雑な図形や計算量が多い問題も、正確性を求められる入試では時間対効果が悪い場合が多いです。

河合塾や駿台予備校の模試でも、上位合格者は必ずしも全問を解ききっているわけではありません。彼らは「部分点が取りやすい問題」「自分の得意分野の問題」を優先的に解いています。

一方、「狙い目」の問題とは、一見難しそうでも定型的な解法パターンがある問題です。例えば英語長文では、設問を先に読んでから本文を読むことで、必要な情報だけを効率よく探せます。また、配点の高い論述問題や記述問題は、部分点が取りやすいため優先度が高いと言えるでしょう。

具体的な時間配分としては、100分の試験なら最初の60分で確実に解ける問題を片付け、残り40分で挑戦的な問題に取り組むという方法が効果的です。東京大学の入試では、この「時間配分戦略」が合否を分ける重要なポイントとなっています。

問題の取捨選択には勇気が必要ですが、全ての問題に同じ時間をかけるよりも、得意分野で確実に得点を重ねる方が合格への近道です。模試や過去問演習では、単に解くだけでなく「どの問題を何分で解くか」という戦略も同時に練習することをお勧めします。

最後に、東進ハイスクールの林修先生も指摘しているように、「捨てる勇気」も受験テクニックの一つです。完璧主義に陥らず、入試当日は冷静な判断で問題と向き合いましょう。この戦略的な問題選択が、あなたの合格可能性を大きく高めることになるはずです。

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