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医学部CBT試験の勉強法の8つのコツ!9割取る対策や効率のよい勉強の仕方を期間ごとに医学部生が解説

目次

「効率的なCBT勉強法がわからない…」
「CBT試験で高得点を取りたいけど不安…」
とお悩みではありませんか?

医学部4年生にとって最大の山場であるCBT。範囲がとても広く問題数も多いので、勉強法に困る人はたくさんいます。

そこで、この記事では「CBT試験に向けた勉強法のコツ」を中心に期間別の対策やCBT試験の概要まで徹底解説します。この記事を読めばCBTに向けた効率的な勉強法がわかり、高得点も狙えるようになるでしょう。おすすめ参考書・教材も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

個別指導塾MediEでは、医学指導の専門家がCBT試験に向けた計画や対策をサポートしてくれます。マンツーマンで目的に合わせた指導をしてくれるので、CBT試験に向けた勉強が不安なあなたは、こちらから相談してみましょう。

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医学部CBT試験で9割を取るための勉強法の8つのコツ

あなたは「自分なんかが高得点を取れるはずない」と思うかもしれません。しかし、戦略を立てて取り組めば決して難しいことではないのです。

早速、CBT試験で9割を取るためのコツを8つ紹介していきます。

CBT試験に向けた勉強法のコツ

  1. まずは同じ大学の先輩に勉強法を聞く
  2. QBCBTを解いていく
  3. しっかり理解する問題と丸暗記する問題を見極める
  4. 短期・長期的な勉強スケジュールを立てる
  5. 記憶を定着させるために短期間で復習を挟む
  6. 苦手な分野には映像教材を活用する
  7. CBT試験の模試は必ず受ける
  8. ほどよく息抜きをする

以下で詳しく解説していきます。

①まずは同じ大学の先輩に勉強法を聞く

コツの1つ目は、まずは同じ大学の先輩に勉強法を聞くということです。

聞く内容としては、「どの教材を使って勉強したか」「いつから始めたか」「どの時期までに何を達成しておくべきか」などがあります。

CBT試験は8月~翌2月くらいまでに開催され、大学によってばらつきがあります。そのため、特に「いつから始めたか」については重要な情報です。

②QBCBTを解いていく

コツの2つ目は、とにかくQBCBTを解いていくということです。

QBCBTとは、クエスチョン・バンクCBTの略で、Medic Mediaという会社が出しているオンライン問題集のこと。CBT試験で出題される分野すべてを網羅しており、QBがスラスラ解けるようになると試験は余裕を持って合格できます

また、学年のほぼみんながやるので、アプリ内機能で学年で自分がどの程度勉強しているかもわかる仕組みです。使い方はまず早めに1周(約2,000問)して、2周目以降で参考書を併用しながら理解を深める方法がおすすめです。

③しっかり理解する問題と丸暗記する問題を見極める

コツの3つ目は、しっかり理解する問題と丸暗記する問題を見極めるということです。

CBTでは、大きく分けて2種類の問題に分けられます。それは、「病態をしっかり理解しないと解けない問題」と「丸暗記した方がいい問題」です。

前者はその名の通り、疾患の原因から症状・治療まで詳しく知らないとと正解ができないので勉強に時間をかける必要があります。

一方後者は、疾患の原因が不明な場合や機序が複雑な場合など、テストで問われる部分だけ暗記したほうが効率的なときがあります。

④短期・長期的な勉強スケジュールを立てる

コツの4つ目は、短期・長期的な勉強スケジュールを立てるということです。短期的目標と長期的目標のどちらが欠けてもよくありません。

まずは、長期的目標を立てましょう。例えば「CBTで学年上位20%に入る!」とします。次に1ヶ月ごと・1週間ごとの短期的目標です。例えば「今月で臨床科目は1周したいから、今週は循環器と呼吸器と消化器のQAとQBCBTをやろう」と計画します。

計画を立てたら、実行・振り返り・改善と繰り返しましょう。ぜひPDCAサイクル(Plan:計画、Do:実行、Check:評価、Action:改善)を活かしてください。

⑤記憶を定着させるために短期間で復習を挟む

コツの5つ目は、記憶を定着させるために短期間で復習を挟むということです。あなたも経験があると思いますが、暗記は一度見ただけでは忘れてしまいます。覚えたい内容は、勉強したノートや資料を数時間、2~3日おいて復習しましょう。

エビングハウスの忘却曲線の理論によると、人間の脳は1度覚えたことを1時間後には半分忘れ、1日後には7割忘れると言われています。QBCBTの2周目以降で暗記が本格的になりますが、ぜひ短期間での復習をしましょう。

⑥苦手な分野には映像教材を活用する

コツの6つ目は、苦手な分野には映像教材を活用するということです。

後半で解説しますが、CBTの教材には映像教材もあります。一度QBCBTの問題を解いて全くわからない問題が多かった場合は、積極的に映像教材を活用しましょう。

また、よくある合格者の勉強法として、例えば消化器を勉強するとき、まず消化器の映像教材を見てすぐQBCBTを1周解くというものもあります。最終的にはQBCBTによるアウトプットが大切ですが、必要に応じて映像教材をうまく使っていきましょう。

⑦CBT試験の模試は必ず受ける

コツの7つ目は、CBT試験の模試は必ず受けるということです。

CBTには模試があります。様々な企業が主催していますが、たくさん受ける必要はありません。QBCBTを購入する際にもMedic Media社の模試が1回分ついてきます。

本番の感覚をつかむため、また、試験勉強の到達度を把握するために1~2個は受験するのをおすすめします。

⑧ほどよく息抜きをする

コツの8つ目は、ほどよく息抜きをするということです。

いうまでもなくCBTの勉強は、実に骨の折れる作業です。1~4年生までの内容を毎日コツコツと復習して、一定のレベルまで引き上げなければなりません。たいていの場合モチベーションの下がる時期や飽きがくる時期があると思います。

そんなときは、カラオケに行ったり、友達とご飯を食べに行ったり、ほどよく息抜きをして休憩しましょう。運動すると気分がリフレッシュされるだけでなく、記憶力も上がるという研究もあるので、軽い運動も推奨します。

CBTに向けた勉強はいつから始めるべき?

さて、CBT試験に向けた勉強のコツはわかりました。ここでは、実際に勉強はいつから始めるのがよいのかについて解説していきます。

結論から言うと、10ヶ月くらい前から始めると誰でも余裕を持って合格できます。多くの大学で4年生の8月~翌2月にCBTがあるので、3年生10月~4年生4月にはQBCBTや映像教材を購入して勉強を始めましょう。

もちろん1~3年生の勉強による習熟度や直前の追い込む力、CBTとの相性によって、勉強を始めるべき時期には個人差があります。早めに範囲を1周分やってみると全体像が見え、本番までに何をどれくらい勉強するべきか計画が立てやすくなるでしょう。

【期間別】CBT試験に向けてやるべき勉強・対策

CBTの勉強をいつから始めるべきかはわかりました。ここでは、下位10%~上位70%くらいまでの学生が本番で9割をとるためにやるべき対策を期間ごとに紹介します。

期間ごとにやるべき対策

  • 10ヶ月前
  • 8ヶ月前
  • 2ヶ月前
  • 1ヶ月前
  • 直前期

以下で詳しく解説します。

CBT本番の10ヶ月前からやるべき対策

10ヶ月前からやるべきことは、1つ目に教材を購入すること、2つ目に教材を軽く使ってみるということです。

おすすめの教材はQBCBT(問題集)と映像教材です。映像教材は様々な会社が提供していますが、有名なものにMedic Media社の「Q-Assist」やmedu4社の「あたらしいシリーズ」があります。(教材ごとの紹介は後半で詳しくします。)

教材を買ったら、試しに1分野動画を見てそのままQBCBTを解いてみましょう。1分野あたりのだいたいの勉強量がわかります。

部活動やアルバイトが忙しく余裕がない人には、学内試験期間に同じ分野のCBT対策をするのもおすすめです。

CBT本番の8ヶ月前からやるべき対策

8ヶ月前からやるべきことは、本格的に学習を始めるということです。

おすすめの勉強法を紹介します。

  1. 1分野(例えば、循環器)の動画を見てそのままQBCBTを解く。
  2. これをすべての分野でやる。(6~7割くらいの理解度で大丈夫なので、テンポよく実行)
  3. 2周目QBCBTを1周目よりじっくり吟味して解き、わからないところは参考書や動画で復習し暗記する。

勉強法のコツ④でも紹介したように、週ごと、月ごとの目標を自分なりに設定して進めましょう。

CBT本番の2ヶ月前からやるべき対策

2ヶ月前からやるべきことは、QBCBTをひたすら解くことです。

CBTで9割を目指すためには、最終的にはアウトプットの練習が大切です。病態からじっくり考えるべき問題か丸暗記で答える問題か見極め、各選択肢に根拠を持って正解できるまで解きましょう。

QBCBTでは、問題を解くときに◎○△×とマークをつけられます。例えば、完璧に理解できしばらく復習しなくていいものを◎、普通に解けたものを○、少しでも違和感のあったものを△、間違えたものを×と分類します。そして△と×マークのものを優先的に復習していきましょう。

CBT本番の1ヶ月前からやるべき対策

1ヶ月前からやるべきことは、模試を受けることです。

模試によって開催日が様々で、2週間ほど前のものから試験直前のものまであります。復習も考えると、直前のものではなく1週間程度前のものを受験するのがおすすめです。受験した後は解きっぱなしにするのではなく、間違えた範囲の参考書を見て周辺知識まで復習しましょう。

CBT本番直前期にやるべき対策

CBT本番直前期にやるべきことは、体調管理とひたすら復習です。ここまでの努力でほぼ合格は決まっているようなものなので、落ち着いて模試の復習やQBCBTの復習をしましょう。

QBの復習については、「2ヶ月前からやるべき対策」で紹介した△×マーク問題を中心に復習すると効果的です。実力を十分に発揮して高得点での合格を掴み取ってください。

医学部CBT試験の勉強におすすめの参考書・教材5選

ここでは、CBT試験の勉強におすすめの参考書や教材を5つ紹介します。教材の基本的な考え方としては、問題集・映像教材・参考書の3つを揃えましょう

それぞれいろんな企業が提供しているので、好みに合わせて選んでください。体感ですが、6~7割の人が以下で紹介するものから選んでいます。

おすすめの参考書・教材

  1. クエスチョン・バンク医学共用試験CBT
  2. medu4
  3. 病気がみえるシリーズ
  4. モントレCBT
  5. Q-Assist CBT

以下で詳しく解説します。

おすすめの参考書・教材①:クエスチョン・バンク医学共用試験CBT

引用元:QB online

おすすめ参考書・教材の1つ目は、クエスチョンバンク・バンク医学共用試験CBTです。(この記事で繰り返し登場するQBCBTのことで、Medic Media社が提供するオンライン問題集です。)筆者の周囲もほぼ全員が購入しました。

回答状況を管理してくれる機能、あなたの学習度が学年内でどの位置かグラフでわかる機能がついているのが特徴です。

逆に個人差がでるのは、購入する時期と取り掛かるタイミング。QBCBTがスラスラと根拠を持って解けることは、9割以上での合格を意味します。ぜひ早めに購入して1周目に取り掛かりましょう。

おすすめの参考書・教材②:medu4

引用元:medu4

おすすめ参考書・教材の2つ目は、medu4です。

medu4という会社が様々な映像教材を提供しています。1動画あたり60分で、Dr.穂澄がわかりやすく解説してくれるのが特徴です。看板商品は「あたらしいシリーズ」。国家試験まで見据えた動画をCBTに向けて見て学ぶ勉強法です。

基礎医学や内科外科から新出知識が学べるUpdateまで幅広い講座が用意されています。すべての分野が揃った「あたらしい全部セット」は税込で49,990円(1年プラン)、55,990円(2年プラン)、59,990円(3年プラン)です。

おすすめの参考書・教材③:病気がみえるシリーズ

引用元:病気がみえる

おすすめ参考書・教材の3つ目は、病気が見えるシリーズです。QBCBTと同じMedic Media社が提供する教科書で、電子版と書籍版があります。

各分野ごとに1冊出ており、学内の試験から国家試験まで幅広く対応しています。Medic Media社は問題集のQB、映像教材のQ-Assist、病気が見えるシリーズを始めとする参考書を展開しています。これらは内容が一貫しており勉強しやすいのが魅力です。また、アプリ版で関連書籍の該当部分にジャンプする機能もついており効率的に学習できます。

価格は、1冊あたり3,000~4,000円ほどです。

おすすめ参考書・教材④:モントレCBT

引用元:M3E Medical

おすすめの参考書・教材の4つ目は、モントレCBTです。

エムスリーエデュケーション社が提供するオンライン問題集で、無料にもかかわらず質の高い解説をしている点が非常に魅力です。CBT対策問題はQBCBTを上回る3,500問あり、国家試験対策の問題も無料で提供しています。

同社は映像コンテンツも配信しているので、ぜひチェックしてみてください。

おすすめ参考書・教材⑤:Q-Assist CBT

引用元:mediLink store

おすすめの参考書・教材の5つ目は、Q-Assist CBTです。

QBCBTや病気が見えるシリーズと同じMedic Media社が提供しており、CBTに特化した映像教材である点が特徴です。1動画あたりの時間はそれぞれで違いますが、CBT試験に出る範囲を重点的かつコンパクトにまとめたコンテンツとなっています。講師は、Dr.清澤とDr.盛永です。

同社のメインの商品にはmedu4と同じように国家試験まで見据えた「Q-Assist Prime」もあるので、5・6年生の国試対策ではこちらをおすすめします。

値段は、Q-Assist CBTと国試対応の通常Q-Assistまで含めた「Q-Assist Prime」が税込39,600円(初年度プラン)。1年更新するごとに税込13,200円(継続プラン)が必要です。

医学部CBT試験とは?

CBT試験の勉強法や期間別にやること、おすすめ参考書・教材を解説してきました。ここで、そもそもCBT(Computer Based Testing)試験がどんなものなのか見ておきましょう。以下の項目に分けて説明します。

医学部CBT試験とは

  • 試験の日程
  • 出題範囲・割合
  • 時間割と出題数
  • 合格基準

以下で詳しく解説します。

医学部CBT試験の日程について

医学部CBT試験は、多くの大学で4年生の8月~2月に行われます。CBT試験に合格することで、4年生の終わりから始まる病院での臨床実習に参加できるようになるという仕組みです。

注意するべき点は、大学によって試験が開催される時期が違うことです。そのため、勉強を始めるべき時期も大学によって変わります。

また所属する部活の大会との兼ね合いによっても勉強を始める時期は変わります。ぜひ同じ部活の先輩にアドバイスをもらいましょう。

医学部CBT試験の出題範囲・割合について

CBT試験の出題範囲・割合については大まかに決まっています。

厚生労働省が示す資料は以下の通りです。

出題割合表
コアカリ項目 出題割合
A 基本事項 + B 社会と医学・医療 10%
C 医学一般 15%
D 人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療 35%
E 全身に及ぶ生理的変化、病態、診断、治療 20%
F 診療の基本 20%

参照元:厚生労働省「共用試験CBTについて(医学生共用試験部会資料)」

重要なのは疾患の知識がDとEで多く出題されるということです。2つを合わせると約60%近くになります。まずはDとE、すなわち臨床問題を解けるように勉強しましょう。

医学部CBT試験の時間割と出題数について

続いて、CBT試験の時間割と出題数について紹介します。時間割は1ブロックあたり1時間のものを1日で6ブロック解く構成になっています。問題数は、1~4ブロックが各60問、5~6ブロックが各40問の計320問です。

■ブロック1~4:各1時間:単純5選択肢択一形式で 60題
⇒コア・カリキュラムA~D、FとE2、E3から出題
■ブロック5:1時間:多選択肢択一形式
⇒診断問題:30題と病態・基盤問題:10題の計40題
■ブロック6:1時間:順次解答4連問5選択肢択一形式
⇒10症例40題
ブロック6については一度解答したら前の問題に戻れない
■全6時間で320題

引用元:厚生労働省「共用試験CBTについて(医学生共用試験部会資料)」

このように、1~4ブロックは5択から1つ正解を選ぶ「単純5選択肢択一形式」。5ブロックは6択以上から1つ正解を選ぶ「多選択肢択一形式」。6ブロックは1つの症例について4連続で問題を解く「順次解答型4連問」です。6ブロックのみ、前の問題に戻って解答変更ができない点に注意が必要となります。

医学部CBT試験の合格基準について

最後にCBT試験の合格基準についてです。合格の最低ラインは毎年多少の増減はするものの、約65%と言われています。

ここで1つ大切なことがあります。先程の320問のうち1/4の80問は採点の対象外なのです。つまり、この80問は解けても解けなくても点数には一切影響しません。

実は、出題される320問中240問はプール問題と呼ばれる良問群からランダムで出題される問題(採点対象)。80問は新作問題であり次年以降のプール問題候補として出される問題(採点対象外)という構成になっています。本番であまり解けなくても悲観せずに取り組みましょう。体感より結果がいいことは多々あります。

まとめ:先輩の勉強法を参考にCBT試験に挑もう

ここまで、「CBT試験に向けた勉強法のコツ」を中心に、期間別の対策やCBT試験の概要、おすすめ参考書・教材まで見てきました。CBT試験に向けた勉強は10ヶ月前位から始めるのがおすすめです。

勉強をする際は、CBT試験経験者だからこそ紹介できた、この効率よく高得点を取る方法を参考にしてください。自分の現在の位置をしっかりと把握して、目標に向けて一歩一歩進みましょう。

CBTに向けた勉強は実に骨の折れる作業です。しかし、あなたならきっと大丈夫です。応援しています。

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