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数点差で涙した浪人生活、プライドを捨て掴んだ国試合格

目次

合格への先導者として伝えたいこと

「さて、どんな面白い問題で私を楽しませてくれるかな。」2月8日、去年とは全く違う心持ちで会場へと向かった。

 この文章が「惜しくも数点足りなかった」君の目に触れることを切に願う。なぜなら私は2年連続一般臨床で数点足りずに2浪した、浪人におけるグッドエンドとバッドエンドを両方経験した存在であり、君にはバッドエンドを経験せずに(既にバッドエンドを経験している君には今年こそ)グッドエンドを迎えてほしいからである。

甘い見通しで迎えた1浪目

1浪目は宅浪で映像講義を見つつQBや模試を解く作戦にした。6年生でQBの2周目問題はおろか過去問3年分さえも解かず、映像授業もほとんど受けず、模試の偏差値が40あるから大丈夫と高を括っていた私は、国家試験に落ちてもなお「ギリギリを攻めすぎたか。1年かけて5年分解けば2点くらい余裕で上がるし、そのために予備校に何百万も払うなんて馬鹿らしい。」と甘い考えを持っていたからだ。

自分を知ることから始まった再スタート

前述の通り結果は撃沈。さすがにまずいと敗因を考えた末に、宅浪では自己管理と情報収集が難しいという答えに至った。そんなことよく言われていることで当然だろうというツッコミが入りそうだが、それはなんとなく医学部に入った怠惰でやる気のない自制の効かないダメ人間の話であって、あと数点足りなかっただけの自分には関係のない話だと過信していたのだ。そして、そんな私にとってその答えを受け入れるということは己のプライドを捨てることを意味し、難しく、同時に合格への大きな第一歩だったのである。

MediEとの出会いと最適な選択

2浪目、プライドを捨てたとはいえ、大金を払う気にはなれず、色々と調べている時に出会ったのがMediE代表、水木先生である。MediEには様々なコースがあるが、私が選んだのはWeb個別指導コースである。これは私にとって最高の決断であった。まずとにかく安い(笑)。某予備校の1/10以下である。世の中ほとんど安かろう悪かろうと言うが、MediEは例外である。

計画管理と質問部屋の圧倒的な効果

月に1度カウンセラーと学習計画や進捗状況について面談を行い、模試の結果を見て次の1ヶ月をどのように過ごすかを話し合うことで、緩い監視下で計画に遅れが出ないようになり、出たとしてもすぐに修正でき、また良い結果を報告したいというやる気も出してもらえた。

そしてもう1つ、私が最も活用したMediE最大のサービスは質問部屋である。医師国家試験勉強とは究極的に言えば知識の確認作業の繰り返しである。その確認のためにノートを作ったり、過去問を繰り返し解いたりするのだ。しかし、その確認作業による定着度合いと効率は機序をどこまで理解しているかに大きく左右されるだろう。

「惜しい」は禁句、1年後の自分のために

医師国家試験を受ける君に(特に浪人する君に)少し厳しいことを言うと、たとえ数点であろうと不合格は不合格である。惜しいなどとは思ってはならない。今年1年、全てを捧げるつもりで、プライドを捨てて謙虚に医学を学んでみてはどうだろうか。8割くらいなどではなく、満点をとる勢いで勉強してみてはどうだろうか。

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