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【医学部の再試験】冬の闘い方 -後悔から学ぶDr.みずき流勉強法

目次

こんにちは、MediE代表のみずきです。
12月から2月にかけて、再試験シーズンとなり、困った学生さんからのお問い合わせを頂戴することが増えてきます。

「その場合、MediEではどんな指導をしますか?」と聞かれることが多いので少しだけ情報公開をしてしまいます。

Xでこちらをポストしましたのでその解説を行います。

① 再試スケジュールの確認

何はともあれMediEで最重要視しているスケジュールの確認です。スケジュールを制した者が試験を制すると言っても過言ではありません。
MediEではゴールから逆算してスケジュールを組みます。

再試験は日程だけでなくいくつか確認が必要な項目があります。

  • 何年生か
  • 留年経験はあるか
  • 他に試験はあるか
  • 進級難易度はどの程度か
  • 学年順位はどれくらいか
  • 何の科目が再試験になったか
  • 理解度は体感でどれくらいか
  • 一日の勉強時間はどれくらい取れるか
  • 当該科目の本試験の点数はどれくらいか

確認ができたら一日単位で細かくスケジュールを組みます。
もちろん余裕を持って組みますので、無理があるということはありません。
不測の事態が起きてしまっても対応できるようなスケジュールを組みます。

② 他の科目との兼ね合いを見る

①と重複することがありますが、現状の学力と時間的余裕が見えてきたら「捨てるべき科目」というものも洗い出します。

MediEでは進級、卒業を目標にしています。

大学や学年によっては落としても再試験で何とかなる科目というものが存在します。
捨てるべき科目に時間を取られてしまい、拾うべき科目が拾えないということが最悪の事態です。

不安かもしれませんが、「捨てる勇気」を持つことも勝つためには大事です。
いい子ちゃんになって全部やろうだなんてしないで下さい。きちんと捨てるべきものを洗い出しましょう。

③ 可能な範囲で試験問題と授業プリントを共有してもらう

実は大人の事情で一番難易度が高いのがここです。大学の資料を共有することは御法度である場合が多く、指導に難儀します。

こればっかりはどうすることもできませんので、オフィシャルで資料共有が可能でしたら共有していただき、難しそうであれば指定教科書からの指導となります。

④ 共有してもらった資料を元に数年分を講師が実際に解いて解答解説を作成する(授業外)

ここはかなり肝になるところで、講師陣や教務が一致団結して取り組むところです。

共有した資料と生徒さんの現状の理解度や要望を元に、授業プリントと過去問に解答解説を肉付けしていきます。

試験に落ちてしまう原因に「大学の授業の内容が全く分からない」ということが挙げられます。
その状態で過去問を見ても授業プリントを見ても全く理解ができないですよね。

大学の授業に出席しなくなる原因堂々の1位も「大学の授業の内容が全く分からない」だと思っています。
わかりやすい授業であればもっと出席率が高くなるのになと思います。

そのモヤモヤに対する解説を行うための授業を行いますが、MediEでは資料作りを授業とは別のところで行い追加料金は発生しません
その資料を使って授業プリントと過去問の解説を行います。

⑤ 授業を行い解説をする

④で作成した汎用性のあるオリジナルプリントかつ、目の前の試験に受かることを目的とした資料を作成していくので、低学年、高学年、国家試験とずっと使い続けることができる資料となるでしょう。

MediEの授業は、「資料⇄問題集(過去問)」を何度も行き来し、資料の理解度を深めるということを意識した指導となります。

このため、過去問の答えを丸暗記してしまうような勉強ではなく、本質をついた理解した勉強ができるようになります。

独学では難しいかもしれませんが、MediEの講師と二人三脚であれば問題ありません。

⑥ 理解してもらったところは覚えてもらうように努める

授業では理解に努めることに重点を置きますが「授業でやったところを解説できるか」という観点で宿題を出すことがあります。

理解をしたものというのは忘れにくいです。
理解していれば「ここは覚えてください」などと指示を出さずとも、生徒さんが解説できるようになっているということはよくあります。

⑦ 授業で正誤の理由を答えられるかどうかなどを適宜口頭試問

ではどうやって記憶を定着させるのか。

選択肢の問題だとしたら
答えがa.であることは大前提として
→なぜa.が答えになるのか
→そして他のb.〜e.の選択肢はなぜ不正解選択肢と言えるのか
というのを言えるようになっていることが合格に近づく大前提と考えています。

講師もそこを目指して指導していますので、ついてきて下さい。
そうすれば再試験でも合格に繋げられます。

⑧ ⑤⇄⑦を周回する

授業をどれくらいのペースで入れられるかにもよりますが、何度も何度も復習して記憶を定着させていきましょう。
そうすれば合格はもうすぐです。

最後に

再試験の合格が目標ということになれば、科目の本質の理解というのは二の次ということになってしまうかもしれません。
しかし、MediEもまずは合格して進級することが第一目標ですのでそれで構わないと考えています。

まずは進級してからゆっくり科目の本質と向き合いましょう。

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