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金沢医科大学 医学部

医学部進級対策塾 MediE | 大学別・進級と国試のリアル

金沢医科大学 医学部

「入りやすい」の代償を知っていますか。
学費は6年間で約3,950万円と全国屈指、「6年で医師になれる確率」は76.6%(全国81校中61位)、年度によっては65%台まで落ち込むことも。
公式サイトには載らない金沢医科大学の実態を、進級対策のプロがまとめました。

石川県内灘町 私立単科医科大学 北陸唯一の私立医大

6年で医師になれる確率

76.6%

全国81校中61位(2025年集計)

6年間の学費総額

約3,950万円

私立医学部で全国屈指の高さ

ストレート卒業率

81.0%

約5人に1人が留年を経験

※本ページのデータは公表資料・調査記事に基づく2026年7月時点の情報です。数値は年度により変動します。出願・進学の判断にあたっては、必ず大学公式の最新情報をご確認ください。

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基本情報・大学の特徴

金沢医科大学は、石川県河北郡内灘町にキャンパスを構える私立の医科大学(医学部・看護学部)です。1972年に開学し、北陸3県(石川・富山・福井)で唯一、医学部を持つ私立大学という立ち位置にあります。キャンパスは日本海を望む内灘の高台にあり、金沢市中心部へは北陸鉄道浅野川線とバスで30〜40分ほどの距離です。

附属の金沢医科大学病院(約830床)は北陸有数の規模を持つ特定機能病院で、2017年に完成した新病院棟を中心に設備は非常に新しく整っています。また、富山県の氷見市民病院を公設民営方式で運営しており、大学病院と地域中核病院の両方を教育フィールドに持つのが特徴です。

大学名金沢医科大学(私立・医学部/看護学部)
所在地石川県河北郡内灘町大学1-1(金沢市中心部から30〜40分)
開学1972年
入学定員約111名(一般前期・後期/総合型AO/卒業生子女/研究医枠/指定校・指定地域推薦 ほか)
附属病院金沢医科大学病院(約830床・特定機能病院)/氷見市民病院(指定管理運営)
特記事項多浪・再受験に寛容な私立医大として全国的に有名。「卒業生子女入試」という珍しい制度を持つ

受験前に知っておくべき最重要ポイント

金沢医科大学は、私立医学部の中で「入試の入りやすさ」で語られがちな大学です。しかし入学後を見ると、「6年で医師になれる確率」は76.6%(全国81校中61位)。しかもこの数字は年度変動が大きく、2024年集計では65.66%(77位)まで落ち込んだ実績があります。約5人に1人が留年し、国試に一発合格できない層は既卒として蓄積していく——「入りやすさ」の先に、学費約3,950万円と進級・卒試・国試の3つの関門が待っている大学です。

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金沢医科は「偏差値の割に施設が立派で、多浪でも入れる」と語られることが多い大学です。それ自体は事実ですが、入試のハードルが相対的に低いということは、入学後に求められる学力との「ギャップ」が大きいということでもあります。合格した瞬間から、そのギャップを埋める6年間が始まると考えてください。

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学生の特徴・雰囲気

金沢医科大学の学生層を一言で表すなら、「全国から集まる、多様な経歴の持ち主たち」です。2025年度一般選抜(前期)の志願者4,160名のうち浪人生が3,408名と圧倒的多数を占めており、入学者も1浪・2浪はもちろん、多浪生・再受験生・社会人経験者が全国トップクラスに多い大学として知られています。年齢や経歴による門前払いがない「多浪・再受験の受け皿」としての評判は、受験業界で広く定着しています。

学費が約3,950万円と高額なこともあり、開業医・医療法人の家庭出身者が多いのは他の高学費私立医大と同様です。2020年度からは卒業生の子女を対象とした「卒業生子女入試」も設けられており、親子2代で金沢医科というケースも珍しくありません。

キャンパスのある内灘町は金沢市郊外の静かな住宅地で、多くの学生が大学近辺で下宿します。金沢の繁華街まではやや距離があるため、大学と下宿を中心とした密度の濃いコミュニティが形成されやすく、部活動・サークル経由の試験情報網が進級を左右します。

  • 浪人・再受験比率が全国トップクラス:現役はむしろ少数派。20代半ば〜後半の入学者も一定数いる
  • 全国区の出身地構成:北陸だけでなく関東・関西・東海など全国から集まる
  • 学力層の幅が広い:入試方式が多様な分、入学時点の学力差が大きく、入学後の伸びが進級を分ける
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多浪・再受験組にとって金沢医科は貴重なチャンスの場ですが、入学後に大切なのは「受験で失った時間を取り戻そう」と焦らないことです。焦りから独学で突っ走り、情報網から孤立して留年するパターンを何度も見てきました。年齢が上でも、1年生としては新入生。先輩の過去問と対策ノウハウに素直に乗るのが、遠回りに見えて最短ルートです。

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カリキュラム・学べる内容

カリキュラムは、低学年で教養・基礎医学を学び、中学年で臨床医学、4年次のCBT・OSCEを経て臨床実習へ進む、医学部の標準的な流れです。基礎と臨床をつなぐ統合型の科目編成が進められており、1年次から医療現場に触れる早期臨床体験も組み込まれています。

学年主な内容
1年教養科目+医学入門・早期臨床体験。後半から基礎医学の導入が始まる
2年解剖学・生理学・生化学など基礎医学の本丸。人体解剖実習を含み、暗記量が一気に増える
3年臨床医学(内科・外科系の各科)と病態の統合学習。科目数が最も多い時期のひとつ
4年全国共通のCBT・OSCE。合格すると臨床実習(ポリクリ)へ進む中盤の関門
5年金沢医科大学病院を中心とした診療参加型臨床実習。氷見市民病院など地域医療の現場も経験
6年選択制臨床実習ののち、卒業試験と国試対策。ここが最後にして最大級の関門

教育環境のハード面は充実しています。新しい病院棟・教育研究棟、シミュレーションセンターなど、約3,950万円の学費に見合う設備投資がなされているのは事実です。一方で、ソフト面のリアルとして、学生の学力層の幅が広いぶん講義だけで全員を引き上げるのは難しく、試験を突破できるかは結局のところ自学自習の設計次第という声が多いのも実態です。

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設備が新しい大学は勉強のモチベーションが保ちやすい反面、「環境が良い=なんとかなる」という錯覚も生みがちです。金沢医科の試験は過去問の傾向をつかんだうえでの計画的な暗記がものを言います。2年次の基礎医学に入る前に、1年次のうちから「暗記を仕組み化する」勉強法を確立しておくと、その後の6年間がまるで変わります。

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金沢医科大学で留年が多い鬼門は?

金沢医科大学の留年リスクは、特定の一点に集中するのではなく、「進級」「卒業試験」「国試」の3か所に分散しているのが特徴です。データを分解すると、ストレート進級率84.5%(ここで約15%が脱落)、ストレート卒業率81.0%(卒試でさらに約3.5%が脱落)、新卒国試合格率94.6%(ここで約5%が不合格)。どの関門も単体では極端に厳しくないものの、掛け算の結果として約4人に1人が6年で医師になれていません

金沢医科の留年構造:3つの関門に分散+「既卒ループ」

関門1|低学年〜中学年の進級:2年次の基礎医学(解剖・生理・生化学)と3年次の臨床科目群、4年次のCBTが山場。ストレート進級率84.5%は私立中位ですが、それでも約6〜7人に1人はどこかで足踏みします。

関門2|6年次の卒業試験:進級率84.5%に対し卒業率81.0%。毎年一定数が卒試で留め置かれ、国試を受けられずに翌年へ回ります。

関門3|国試と「既卒ループ」:新卒94.6%に対し、既卒の合格率は年度により50〜85%程度と大きく下がります。第119回では既卒受験者が20名と多く、一度国試に落ちると抜け出しにくいループに入るリスクがあります。

もうひとつ注意すべきは年度による変動の大きさです。「6年で医師になる割合」は2024年集計で65.66%(77位)、2025年集計で76.6%(61位)と、集計年によって10ポイント以上動いています。進級・卒試の運用が年度で変わりうるということであり、「先輩の代は緩かったから大丈夫」という読みは通用しません

  • 暗記量の見積もりミス:2〜3年次の科目群は直前詰め込みでは終わらない分量。日常の積み上げが前提
  • 再試験ラッシュの共倒れ:本試験で複数科目を落とすと再試日程が重なり、拾いきれずに留年する典型パターン
  • 6年次の失速:卒試と国試対策が同時進行になる6年次に、それまでの積み残しが一気に表面化する
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金沢医科で一番怖いのは、実は「既卒ループ」です。卒試や国試で一度つまずくと、翌年は大学のサポートが薄い環境で、モチベーションを保ちながら独力で戦うことになります。既卒の合格率が新卒より大きく下がるのはそのためです。だからこそ「6年の秋に慌てる」のではなく、5年生までにCBTレベルの知識を国試レベルへ引き上げておく設計が重要になります。

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進級試験・学年別判定基準

金沢医科大学の進級は、学年ごとに定められた科目・ユニットをすべて修得する「科目積み上げ型」です。各科目に本試験があり、不合格なら再試験。再試験でも基準に達しない科目が残れば、原則としてその学年に留め置かれます。年度末に一発勝負の総合試験を課すタイプ(川崎医科大学など)とは異なり、1年を通じて小さな関門が連続するスタイルです。

進級判定のしくみ

  • 科目・ユニットごとの合否判定:講義・実習ごとに試験と出席要件があり、必修の未修得は進級不可に直結
  • 再試験制度:本試験不合格者には再試験の機会。ただし落とした科目数が多いと日程が重なり消化しきれない
  • 年度末の進級判定:教授会で総合的に判定。留年するとその学年の科目を取り直しになる
  • 在学年限:留年を重ねると在学年限・進級規程上の制約により退学リスクが生じるため、2度目以降の留年は背水の陣
学年進級判定のポイント
1年教養中心で相対的に穏やかだが、後半の基礎医学導入で勉強法の転換に失敗すると危険信号
2年解剖実習を含む基礎医学の本丸。科目数・暗記量が急増する最初の山場
3年臨床科目群で科目数が最多クラス。再試験ラッシュによる共倒れが起きやすい学年
4年CBT・OSCEが進級要件。全国基準の試験のため、学内試験とは別次元の広範囲対策が必要
5年臨床実習の評価が中心。出席・レポートを堅実にこなせば大きな山は少ない
6年卒業試験。国試レベルの総合力が問われ、ここで毎年一定数が留め置かれる

※科目ごとの合格基準点や再試験の回数・運用は公式には詳細が公表されておらず、年度により変更される可能性があります。在学生は学内で配布される履修要項・進級規程を必ず確認してください。

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科目積み上げ型の大学では「本試で決める」が鉄則です。再試は保険ではなく非常口。金沢医科生のサポートでは、4月に年間試験カレンダーを作り、科目ごとの過去問傾向×配点×得意不得意でリスクマップを組みます。特に3年次は科目が多いので、「絶対に落とせない重量級科目」を先に決めて守りを固める戦い方が有効です。

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卒業試験の難易度と医師国家試験合格率

金沢医科大学の医師国家試験合格率は、第119回(2025年)で全体93.1%・新卒94.6%。数字としては全国平均(新卒95.0%)並みの水準です。ただし、この「全体93.1%」の内訳をよく見る必要があります。

指標金沢医科大学参考:全国平均
6年で医師になれる確率(2025年集計)76.6%(81校中61位)81.7%
同・前年(2024年集計)65.66%(77位)81.3%
ストレート進級率(6年次まで)84.5%86.5%
ストレート卒業率81.0%(卒試でさらに絞られる)84.8%
国試合格率(第119回・新卒/既卒)94.6%/85.0%(既卒20名受験)95.0%(新卒全国)

ポイントは3つあります。第一に、卒業試験がしっかり関門として機能していること。進級率84.5%→卒業率81.0%の差は、6年生まで来ても卒試で毎年一定数が留め置かれていることを意味します。第二に、既卒受験者の多さ。第119回では既卒20名が受験しており、これは卒試・国試でつまずいた学生が年々蓄積している証拠です。既卒の合格率は年度により50%台まで落ちることもあり、一度ループに入ると抜け出すのは容易ではありません。

第三に、年度変動の大きさです。「6年で医師になる割合」は65.66%(77位)→76.6%(61位)と集計年で10ポイント以上動いており、進級・卒試の運用が安定していない可能性を示唆します。良い年のデータだけを見て安心するのは危険です。

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金沢医科の卒試は「国試の前哨戦」として本気で絞ってきます。6年生になってから国試対策を始めるのでは、卒試と国試の二正面作戦になり間に合いません。私たちが金沢医科生に必ず伝えるのは「5年生の夏が国試対策のスタートライン」。臨床実習と並行してQB(問題集)を回し始めた学生と、6年から始めた学生では、卒試の時点で天と地の差がつきます。

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入試情報(参考)

入試方式は非常に多彩です。一般選抜(前期・後期)に加え、25歳以下なら出願できる総合型選抜(AO入試)、2020年度に始まった卒業生子女入試、研究医枠、新潟県地域枠(2025年に認可)、指定校・指定地域推薦があります。多様な入口を持つことが、多浪・再受験生や様々な経歴の入学者を受け入れる素地になっています。

項目内容(2026年度・一般選抜前期の例)
募集人員全体約111名(一般前期約72名/一般後期約10名/総合型AO・卒業生子女・研究医枠・新潟県地域枠・指定校指定地域推薦 ほか)
1次試験英語・数学・理科2科目 計350点(マーク式)。理科の配点150点が最大
2次試験小論文+個人面接
志願者数2025年度 一般前期 4,160名(うち浪人3,408名)
合格最低点(1次)2025年度 218点/350点(得点率約62%)※繰上合格が多い年もあり変動大
偏差値目安河合塾ボーダー 62.5前後

1次の合格最低点が得点率62%前後と、私立医学部の中では手が届きやすい水準です。ただし志願者4,000名超の中での争いであり、2次の面接・小論文の比重が事実上大きいのもこの大学の特徴。多浪・再受験生は面接で経歴を前向きに語れるかが合否を分けます。繰上合格が大量に回る年もあるため、補欠順位が出ても最後まで諦めないことが重要です。

※入試情報は毎年変更されます。配点・募集人員・日程は必ず大学公式の最新の学生募集要項でご確認ください。

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「得点率62%で受かる」と聞くと入りやすく感じますが、これは裏を返せば、入学者の中に基礎学力に穴を残したまま入ってくる人が一定数いるということです。そしてその穴は、2年次の基礎医学で確実に露呈します。ギリギリで合格した自覚がある人ほど、入学前の春に理科(特に生物・化学)の総復習をしておくことを強くおすすめします。

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学費・奨学金制度

金沢医科大学の学費は、6年間で約3,950万円。私立医学部の中で川崎医科大学(約4,700万円超)などに次ぐ全国屈指の高さです。「入りやすさ」と引き換えに、経済的負担は最重量級であることを最初に押さえておく必要があります。

項目金額(目安)
入学金200万円
授業料年額330万円(6年間で1,980万円)
初年度納入金約1,100万円(入学金・授業料・設備更新費・教育充実費等)
2年次以降年額 約570万円
6年間の総額約3,950万円
その他教科書代・実習用品・下宿費用等は別途。寄附金の案内あり(任意)

留年は「1年につき約570万円」の追加コスト

留年するとその学年の学費(年額約570万円)をもう一度納めることになります。下宿費・生活費まで含めれば、留年1回の追加負担は700万円前後。約5人に1人が留年する大学であり、さらに卒試・国試でつまずけば既卒としての予備校費用(年間数百万円)も現実になります。資金計画には「留年・国試浪人リスク」を必ず織り込んでください。

奨学金・学費軽減の制度

  • 特待生制度:一般選抜(前期)の成績上位10名以内を対象に、初年度前期分の授業料・設備更新費・教育充実費 計450万円を免除(返済不要)
  • 特別奨学金貸与制度:学校推薦型選抜(指定地域)合格者で成績優秀な1名に、授業料相当額(330万円×6年=1,980万円)を貸与。卒業後に本学へ勤務し貢献することが条件
  • 新潟県地域枠:新潟県の修学資金とセットの地域枠(2025年認可)。卒業後の勤務義務とのトレードオフは要検討
  • 日本学生支援機構(JASSO)・自治体等:一般の奨学金・教育ローンも利用可能
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保護者の方には「総額3,950万円」だけでなく、「留年1回=約570万円」「国試浪人1年=予備校費含め数百万円」という追加リスクまで含めた総額でお話ししています。金沢医科は関門が3か所に分散しているぶん、追加費用が発生するポイントも多い大学です。特待生の450万円免除はインパクトが大きいので、上位10名を本気で狙う価値があります。

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卒業後のキャリアパス

卒業後の中心的な進路は、金沢医科大学病院での初期研修と、出身地に戻っての研修・勤務です。学生の出身地が全国に散らばっているため、卒業後のキャリアも北陸残留組と全国帰還組に大きく分かれるのがこの大学の特徴です。

  • 金沢医科大学病院での研修:約830床の特定機能病院。母校研修は指導体制が安定し、そのまま医局に入るルートが太い
  • 北陸エリアの市中病院:北陸唯一の私立医大として地域の医療機関とのつながりが強く、地元就職には有利
  • 出身地へのUターン:全国から学生が集まる分、関東・関西・東海の病院へマッチングで戻るケースも多数
  • 実家の医院・病院の承継:開業医家庭・卒業生子女の入学者が多く、承継を見据えた診療科選択が目立つ
  • 指定地域推薦・地域枠出身者:貸与条件に基づき、本学または指定地域での勤務義務を果たすキャリア

都市部の人気病院を目指す場合は、CBT成績・国試の得点力・実習評価での勝負になります。留年や国試浪人の履歴はマッチングで不利に働きうるため、「ストレートで走り切ること」自体が最大のキャリア戦略になる大学と言えます。

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再受験・多浪出身の金沢医科生にとって、卒業時の年齢は現役組より高くなります。だからこそ「これ以上1年も失えない」という意識で、ストレート卒業を最優先戦略にしてほしい。マッチングでは年齢そのものより「留年歴の有無」の方が見られます。逆に言えば、ストレートで走り切りさえすれば、経歴の多様さはむしろ面接での強みになりますよ。

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よくある質問(FAQ)

Q. 「6年で医師になれる確率76.6%」というのは本当ですか?

文部科学省の入学者卒業状況データと第119回医師国家試験(2025年実施)の新卒合格率を掛け合わせた2025年集計で、金沢医科大学は76.6%、全国81校中61位でした。注意すべきは年度変動の大きさで、2024年集計では65.66%(77位)まで落ち込んでいます。全国平均(81.7%)を下回る状況が続いており、約4人に1人は6年でストレートに医師になれていないのが実態です。

Q. どの学年で留年する人が多いですか?

リスクは1か所に集中せず、2〜3年次の基礎医学・臨床科目、4年次のCBT、そして6年次の卒業試験に分散しています。進級率84.5%と卒業率81.0%の差が示す通り、6年生まで進んでも卒試で留め置かれる人が毎年一定数います。「ここを越えれば安泰」というポイントがないため、全学年を通じた学習ペース管理が必要です。

Q. 留年すると学費はどうなりますか?

留年した学年の学費(年額約570万円)を再度納入する必要があります。下宿費・生活費も含めると、留年1回あたり700万円前後の追加負担になるご家庭が多いです。約5人に1人が留年する大学ですので、資金計画には留年リスクを織り込んでおくことをおすすめします。

Q. 多浪・再受験に寛容というのは本当ですか?

本当です。2025年度一般前期の志願者4,160名のうち浪人が3,408名を占め、入学者にも多浪・再受験・社会人経験者が全国トップクラスに多い大学です。総合型選抜(AO)は25歳以下なら出願でき、一般選抜に年齢の実質的な制限はありません。ただし「入りやすい」ことと「卒業しやすい」ことは別問題です。入学後は年齢に関係なく、進級・卒試・国試の3つの関門を自力で越える必要があります。

Q. 国試に落ちた場合(既卒)はどうなりますか?

既卒として翌年以降に再受験することになりますが、金沢医科大学の既卒合格率は年度により50〜85%程度と、新卒(94.6%)より大幅に低くなります。大学のサポートが薄い環境で独力またはお金をかけて予備校で戦うことになるためです。第119回では既卒受験者が20名と多く、一度このループに入ると抜け出しにくいのが現実です。だからこそ在学中、特に5〜6年次の卒試・国試対策への先行投資が重要になります。

Q. 特待生制度や奨学金で学費は下げられますか?

一般選抜(前期)の成績上位10名以内なら、初年度前期分の授業料等450万円が免除されます(返済不要)。また指定地域推薦の成績優秀者1名には授業料相当1,980万円の貸与制度(卒後本学勤務が条件)、新潟県地域枠には県の修学資金があります。ただしいずれも対象は少数で、大半の学生は約3,950万円の学費を前提に資金計画を立てる必要があります。JASSOや民間の教育ローンとの併用が現実的な選択肢です。

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ここに載せた質問は、実際に金沢医科大生や保護者の方からよくいただくものです。「再試が何科目残っている」「卒試まであと何か月」「既卒2年目でどう立て直すか」——状況によって最適な打ち手は変わります。一人で抱え込む前に、まずは現状を聞かせてください。

教えない、導く。

金沢医科大学の6年間は、
3つの関門との戦いだ。

MediEは、医学部の進級対策・CBT・医師国家試験対策を専門とする個別指導塾です。科目積み上げ型の進級制度から逆算した年間学習計画、CBT対策、そして卒業試験・国試の二正面作戦を乗り切る戦略設計まで、金沢医科大学の制度を踏まえて一人ひとりを伴走サポートします。約3,950万円の投資を確実に「医師免許」に変えるための準備を、今から一緒に始めませんか。

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本ページの内容は、公表資料および各種調査データに基づき作成した2026年7月時点の情報です。進級制度・学費・入試制度等は変更される場合があります。最新かつ正確な情報は、必ず金沢医科大学の公式サイト・学生募集要項でご確認ください。