医学部進級対策塾 MediE | 大学別・進級と国試のリアル
愛知医科大学 医学部
国試合格率98%の裏側にあるもの。
ストレート進級率は72.4%——約4人に1人が進級の壁で留年し、「6年で医師になれる確率」は71.0%と全国下位グループ。
公式サイトには載らない愛知医科大学の実態を、進級対策のプロがまとめました。
6年で医師になれる確率
71.0%
全国81校中76位(2025年集計)
ストレート進級率
72.4%
約4人に1人が留年を経験
国試合格率(新卒)
98.0%
6年まで進めれば全国トップ級
※本ページのデータは公表資料・調査記事に基づく2026年7月時点の情報です。数値は年度により変動します。出願・進学の判断にあたっては、必ず大学公式の最新情報をご確認ください。
基本情報・大学の特徴
愛知医科大学は、愛知県長久手市にキャンパスを構える私立の医科大学(医学部・看護学部)です。1972年に開学し、2022年に創立50周年を迎えました。名古屋市の東隣・長久手市の丘陵地にあり、名古屋市中心部から車で30〜40分、地下鉄東山線の藤が丘駅などからバスでアクセスするキャンパスです。
大学の顔である愛知医科大学病院(約900床)は、東海地方有数の高度医療拠点です。高度救命救急センターを備え、ドクターヘリの基地病院としても稼働しており、救急・災害医療の教育環境は全国的に見てもトップクラス。学生は在学中からこの環境で臨床実習を行えます。
| 大学名 | 愛知医科大学(私立・医学部/看護学部) |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県長久手市岩作雁又1番地1(名古屋市東隣の丘陵キャンパス) |
| 開学 | 1972年(2022年に創立50周年) |
| 入学定員 | 約115名(一般・共テ利用・学校推薦型・愛知県地域特別枠 ほか) |
| 附属病院 | 愛知医科大学病院(約900床/高度救命救急センター/ドクターヘリ基地病院) |
| 特記事項 | 東海地方の私立医大2校のうちの1校(もう1校は藤田医科大学) |
受験前に知っておくべき最重要ポイント
愛知医科大学は「国試合格率の高さ」と「進級の厳しさ」のギャップが非常に大きい大学です。新卒の国試合格率は98.0%と全国トップクラスですが、これは進級段階で厳しく絞り込んだ結果。入学者ベースで見ると、ストレートで6年生に上がれるのは72.4%、「6年で医師になれる確率」は71.0%(全国81校中76位)にとどまります。つまり約4人に1人が進級の壁でつまずく計算です。この構造を知ったうえで、入学初日からの学習設計が問われる大学です。
MediE 上級認定コーチ松森
愛知医大は「国試に強い大学」として知られていますが、その強さは進級のふるいの上に成り立っています。パンフレットの98%という数字だけを見て「面倒見のいい大学」と思い込むのは危険です。逆に言えば、進級の壁さえ越えれば医師への道はかなり確実。勝負どころが「低学年」に集中している大学だと理解してください。
学生の特徴・雰囲気
学生の出身地は、愛知・岐阜・三重の東海3県が中心です。名古屋圏の開業医・医療関係の家庭出身者が多く、「地元で医師になる」ことを最初から見据えている学生の割合が高いのが特徴です。愛知県地域特別枠(毎年10名)の存在も、この地元志向を後押ししています。
入学者の年齢層を見ると、現役生だけでなく1浪・2浪の学生が中心ボリュームを占め、それ以上の多浪生や再受験生も一定数在籍しています。一般選抜に年齢面の実質的な制限はなく、東海圏の再受験生の受け皿にもなっています。
キャンパスは長久手市の丘陵地にあり、周囲は住宅地と自然が中心。名古屋の繁華街までは電車とバスで1時間弱かかるため、平日は大学と自宅(または近隣の下宿)を往復する落ち着いた生活になりがちです。遊びの誘惑が少ない分、勉強に集中しやすい環境と言えますが、その環境でも進級率が72.4%であることは重く受け止めるべきでしょう。
- 東海3県出身者が多数派:地元ネットワークが強く、卒業後も東海圏に残る学生が多い
- 部活動が盛ん:医学部単科ならではの縦のつながりが強く、過去問や試験情報は部活経由で流通する傾向
- 1浪・2浪が中心:現役至上主義的な空気はなく、年齢層は比較的幅広い
MediE 上級認定コーチ松森
愛知医大では、試験情報の多くが部活の先輩後輩ラインで流れます。無理に体育会系の部活に入る必要はありませんが、情報網から完全に外れるのはかなり不利です。特に自宅通学の学生は、下宿組に比べてキャンパス滞在時間が短くなりがちなので、意識的に横と縦のつながりを作っておきましょう。
カリキュラム・学べる内容
愛知医科大学のカリキュラムは、1年次から解剖学・生理学・生化学といった基礎医学が始まるのが大きな特徴です。教養科目でゆっくり助走する期間はほとんどなく、入学直後から医学の中核に踏み込みます。6年次の臨床実習まで連続的に積み上がる設計のため、低学年でのつまずきが後々まで響きます。
| 学年 | 主な内容 |
|---|---|
| 1年 | 教養科目と並行して基礎医学(解剖学・生理学・生化学など)がスタート。早期体験実習で医療現場にも触れる |
| 2年 | 基礎医学の本丸。人体解剖実習をはじめ、薬理・病理・微生物・免疫など暗記量が最大化する学年 |
| 3年 | 臨床医学(内科・外科系の各科)へ移行。基礎と臨床をつなぐ統合型の学習が中心 |
| 4年 | 全国共通のCBT・OSCE。合格すると臨床実習(ポリクリ)へ。ここが中盤最大の関門 |
| 5年 | 愛知医科大学病院を中心とした診療参加型臨床実習。救命救急・ドクターヘリなど救急医療の現場も経験 |
| 6年 | 選択制臨床実習ののち、卒業試験と医師国家試験対策。国試対策のサポート体制は手厚い |
強みは、なんといっても約900床の大学病院と高度救命救急センターを使った臨床教育です。ドクターヘリ基地病院として三次救急の症例が集まるため、救急・集中治療に興味がある学生には全国屈指の環境です。また、国試対策については6年次の講義・模試・チューター制など大学側のサポートが手厚く、これが新卒合格率98.0%を支えています。ただし、その手厚さは「6年生までたどり着いた学生」に向けたものである点は忘れてはいけません。
MediE 上級認定コーチ松森
1年次から基礎医学が始まる大学は、最初の中間試験までに勉強のやり方を医学部仕様に切り替えられるかが勝負です。受験勉強の「理解型」から、医学の「理解+大量暗記型」への転換に失敗すると、1年目からいきなり足元をすくわれます。入学前の春に解剖学の入門書を1冊読んでおくだけでも、初速はまったく違いますよ。
愛知医科大学で留年が多い鬼門は?
データがすべてを物語っています。愛知医科大学はストレート進級率72.4%・ストレート卒業率72.4%。この2つの数字が同じということは、6年生まで上がれた学生はほぼ全員卒業できているということです。つまり留年は卒業試験ではなく、それ以前の「進級」の段階に集中しています。
愛知医大の留年構造:勝負は前半に集中
関門1|1〜2年の基礎医学:1年次から始まる解剖学・生理学・生化学と、2年次の解剖実習・薬理・病理。医学部で最も留年が多いとされる「基礎医学の壁」が、愛知医大では1年早く始まります。
関門2|4年のCBT・OSCE:臨床実習に進むための全国共通関門。ここまでの積み残しがあると一気に表面化します。
関門3|卒業試験:関門ではありますが、データ上は6年生のほぼ全員が突破。前半2つと比べれば負担は相対的に軽いのが実態です。
留年の引き金として多いのは、次のようなパターンです。
- 必修科目の落単:私立医学部の常として、必修科目を落とすと再試験、それでもダメなら留年に直結します。「1科目だけだから」は通用しません
- 暗記量の見積もりミス:基礎医学は試験1週間前の詰め込みでは物理的に終わらない分量。日常的な積み上げが前提です
- 再試験ラッシュの共倒れ:本試験で複数科目を落とすと、再試験の日程が重なり、全部を拾いきれずに留年するケースが典型です
なお、年度による変動もあります。2022年度集計では「6年で医師になる割合」67.6%(76位)でしたが、2023年度集計では78.3%(49位)まで改善した年もありました。それでも直近2025年集計で71.0%(76位)と、下位グループの常連である事実は変わっていません。
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愛知医大生からの相談で一番多いのは「本試で3科目落として、再試の勉強が回らない」というSOSです。この状態になってからでは選択肢が限られます。私たちの鉄則は「本試で決める」。再試は保険ではなく非常口です。4月の時点で年間の試験カレンダーを作り、重い科目の前後に軽い科目の貯金を作っておく——この設計だけで留年リスクは大きく下がります。
進級試験・学年別判定基準
愛知医科大学の進級は、学年ごとに定められた必修科目をすべて修得する「科目積み上げ型」です。各科目に本試験があり、不合格なら再試験。再試験でも合格点に達しない科目が残ると、原則としてその学年に留め置かれます。川崎医科大学のような「年度末の総合試験一発勝負」型ではなく、1年を通じて小さな関門が連続するタイプです。
進級判定のしくみ
- 科目ごとの合否判定:講義・実習ごとに試験があり、出席要件も加味される。必修を1つでも落とせば進級できないのが原則
- 再試験制度:本試験不合格者には再試験の機会があるが、科目数が多いと日程が重なり消化しきれなくなる
- 学年別の判定:年度末に教授会で進級判定。仮進級のような救済は基本的に期待できない
- 留年時の扱い:留年するとその学年の科目を取り直しになる。連続留年には退学リスクも伴うため、1度目の留年後は背水の陣になる
| 学年 | 進級判定のポイント |
|---|---|
| 1年 | 基礎医学がすでに始まっており、初年度から留年リスクあり。勉強法の転換が最初の関門 |
| 2年 | 解剖実習を含む基礎医学の本丸。科目数・暗記量ともに6年間で最大級で、留年が出やすい学年 |
| 3年 | 臨床医学へ移行。科目数は多いが、2年次を越えた学生は比較的乗り切りやすい |
| 4年 | CBT・OSCEが進級要件。CBTは全国基準のため、学内試験とは別次元の広範囲対策が必要 |
| 5年 | 臨床実習の評価が中心。出席・態度・レポートを落とさなければ大きな山は少ない |
| 6年 | 卒業試験。データ上は6年生のほぼ全員が突破しており、国試対策と一体化した運用 |
※科目ごとの合格基準点や再試験の回数・運用は公式には詳細が公表されておらず、年度により変更される可能性があります。在学生は学内で配布される履修要項・進級規程を必ず確認してください。
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科目積み上げ型の大学は「毎回の試験がミニ進級試験」です。総合試験型と違って一発逆転の場がない代わりに、日々の積み重ねがそのまま結果になります。愛知医大生のサポートでは、科目ごとに「過去問の傾向×配点×自分の得意不得意」でリスクマップを作り、落としてはいけない科目から順に守りを固める作戦を取ります。全科目に均等に力を注ぐのは、実は一番危険な戦い方です。
卒業試験の難易度と医師国家試験合格率
愛知医科大学の医師国家試験合格率は、新卒98.0%(第119回・2025年)、その前も96.7%(2024年・2023年)と、全国トップクラスの水準を続けています。この数字だけを見れば「国試に強い大学」であることは間違いありません。しかし、受験生が本当に見るべきなのはその手前の数字です。
「国試合格率98%」のカラクリ
国試合格率は「卒業できた学生」だけを分母にした数字です。愛知医科大学はストレート進級率が72.4%。進級段階で約4人に1人を絞り込んだうえでの98%です。入学者全員を分母にした「6年で医師になれる確率」は71.0%まで下がり、全国81校中76位。国試合格率と入学者ベースの実態には、27ポイントもの開きがあります。
| 指標 | 愛知医科大学 | 参考:全国平均 |
|---|---|---|
| 6年で医師になれる確率(2025年集計) | 71.0%(81校中76位) | 81.7% |
| ストレート進級率(6年次まで) | 72.4% | 86.5% |
| ストレート卒業率 | 72.4%(6年生はほぼ全員卒業) | 84.8% |
| 医師国家試験 合格率(新卒・第119回) | 98.0% | 95.0%(新卒全国) |
注目すべきは進級率と卒業率が同じ72.4%である点です。多くの私立医学部は「卒業試験で絞って国試合格率を守る」戦略を取りますが、愛知医科大学は絞り込みをもっと手前の進級段階で終わらせるタイプ。6年生になれた学生には手厚い国試対策を提供し、ほぼ全員を合格まで導きます。
受験生への示唆はシンプルです。この大学の勝負は6年生ではなく、1〜4年生で決まる。特に基礎医学の1〜2年次を無傷で越えられるかどうかが、6年後に医師になっているかどうかをほぼ決定づけます。
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「6年で医師になれる確率71.0%」は裏を返せば、進級の壁を越えた学生の国試合格はほぼ約束されているということです。川崎医大のように最後まで気が抜けない大学とはリスクの形が違い、愛知医大は「前半集中型」。だからこそ、低学年のうちに私たちのような進級サポートを使う価値が最も高い大学のひとつだと考えています。
入試情報(参考)
入試方式は、一般選抜・大学入学共通テスト利用選抜・学校推薦型選抜(公募制/国際バカロレア選抜を含む)・愛知県地域特別枠(A方式・B方式合わせて10名)があります。私立医学部入試の先陣を切る日程で一次試験が行われることが多く、「初戦の腕試し」として受験する層も含めて志願者が集まりやすい大学です。
| 項目 | 内容(2026年度・一般選抜の例) |
|---|---|
| 募集人員 | 全体約115名(一般約65名/共テ利用約15名/学校推薦型約20名※国際バカロレア含む/愛知県地域特別枠10名 ほか) |
| 1次試験 | 英語・数学各100点、理科2科目200点(計400点)※マークシート方式 |
| 2次試験 | 小論文+個人面接(十分な時間をかけた面接で総合評価) |
| 志願倍率 | 2025年度 一般選抜 31.1倍(共テ利用は65.9倍) |
| 実質倍率 | 2025年度 約8.7倍(前年 約7.1倍から上昇傾向) |
| 偏差値目安 | 河合塾ボーダー 62.5前後 |
2025年度は受験者2,117名に対して総合格者243名、繰上合格は27名とここ数年で最少でした。私立医学部全体の日程再編の影響で、年度により倍率・繰上げ状況が大きく動く点には注意が必要です。学科試験に加えて2次の小論文・面接の比重が事実上大きく、学力一辺倒では合否が読みにくい入試でもあります。
※入試情報は毎年変更されます。配点・募集人員・日程は必ず大学公式の最新の学生募集要項でご確認ください。
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愛知医大は私立医学部の初戦になることが多く、「場慣らし受験」の層も混ざるため見かけの倍率ほど絶望的ではありません。ただし合格ラインの学力勝負は年々シビアになっています。そして入試を突破した後に待つのは、1年次からの基礎医学。合格発表から入学式までの2か月をどう使うかで、1年後の景色が変わります。
学費・奨学金制度
愛知医科大学の学費は、6年間で約3,400〜3,500万円。私立医学部(相場はおおよそ2,000万〜4,700万円)の中では中位〜やや高めの水準です。川崎医科大学(約4,700万円超)ほどではないものの、決して軽い負担ではありません。
| 項目 | 金額(目安) |
|---|---|
| 入学金 | 150万円 |
| 初年度納付金 | 約850万円(授業料300万円・教育充実費270万円・施設維持費100万円・諸会費等を含む) |
| 2年次以降 | 年額 約532万円(+後援会費等) |
| 6年間の総額 | 約3,400〜3,500万円 |
| その他 | 入学後に大学債・寄附金の案内あり(任意)。教科書代・実習用品等は別途 |
留年は「1年につき約530万円」の追加コスト
留年するとその学年の学費(年額約532万円)をもう一度納めることになります。生活費まで含めれば、留年1回の追加負担は600万円超になるご家庭が多いでしょう。約4人に1人が留年する大学である以上、資金計画には留年リスクを織り込んでおくのが現実的です。進級対策への先行投資は、最も割の良い保険になります。
奨学金・学費軽減の制度
- 学納金一部減免制度:成績優秀者に授業料の一部(100万円)を1年間免除。2〜6学年の各学年から選抜
- 愛知県地域特別枠(A・B方式 計10名):愛知県と大学が修学資金を支援。卒業後に愛知県内の指定医療機関等で一定期間勤務することが条件で、キャリアの自由度とのトレードオフは要検討
- 大学独自の奨学金貸与制度:5学年次以上で、卒業後に愛知医科大学(附属病院含む)へ勤務する意志のある学生に年額300万円を貸与。貸与年数の2倍の期間勤務すれば返還が全額免除
- 日本学生支援機構(JASSO)等:一般の奨学金・教育ローンも利用可能
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保護者の方には「総額3,500万円」に加えて「留年1回=約530万円の追加」という数字を必ずお伝えしています。愛知医大の場合、留年リスクが低学年に集中しているので、投資すべきタイミングも明確です。1〜2年次の基礎医学を固める費用は、留年1回分よりはるかに安く済みます。地域特別枠は経済的メリットが大きい反面、勤務義務がありますから、ご家庭でよく話し合ってください。
卒業後のキャリアパス
卒業後の中心的な進路は、愛知医科大学病院での初期研修と、名古屋圏を中心とする東海地方の市中病院です。約900床の大学病院は高度救命救急センター・ドクターヘリを擁し、救急や集中治療のキャリアを志すなら学生時代からの一貫した環境が大きな武器になります。
- 愛知医科大学病院での研修:母校での研修は指導体制・症例数ともに安定。救急・災害医療分野は全国レベルの環境
- 名古屋圏の市中病院:東海地方は人気研修病院が多く、マッチングの選択肢が豊富。地元ネットワークが活きる
- 実家の医院・病院の承継:開業医家庭出身者が多く、将来の承継を見据えた診療科選択が目立つ
- 愛知県地域特別枠出身者:愛知県の指定する医療機関で一定期間勤務。地域医療のキャリアを歩む
都市部の有名病院や他大学医局を目指す場合は、国試の得点力とCBT成績、実習評価がそのまま勝負になります。新卒国試合格率98.0%という大学全体の実績は、マッチングの場でも「国試落ちリスクの低さ」としてプラスに働きます。進級さえ乗り切れば、キャリアの選択肢は広い大学と言えるでしょう。
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東海圏で医師キャリアを築くなら、愛知医大の地元ネットワークは強力です。一方で、県外の人気病院を狙うならCBTの成績が最初の勝負どころ。CBTはマッチングの書類で見られることが多いので、「4年の関門」であると同時に「キャリアの入場券」でもあります。3年生までの積み上げがそのままCBTスコアに直結しますよ。
よくある質問(FAQ)
Q. 「6年で医師になれる確率71.0%」というのは本当ですか?
文部科学省の入学者卒業状況データと第119回医師国家試験(2025年実施)の新卒合格率を掛け合わせた2025年集計で、愛知医科大学は71.0%、全国81校中76位でした。全国平均は81.7%なので、10ポイント以上の開きがあります。年度による変動はあり、78.3%(49位)まで改善した集計年もありますが、下位グループに位置することが多いのが実態です。
Q. どの学年で留年する人が多いですか?
進級率72.4%と卒業率72.4%が同じ数字であることから分かる通り、留年は6年次の卒業試験ではなく、1〜4年の進級段階に集中しています。特に基礎医学が本格化する1〜2年次と、4年次のCBT・OSCEが山場です。逆に6年生まで進めれば、卒業・国試はほぼ全員が突破しています。
Q. 留年すると学費はどうなりますか?
留年した学年の学費(年額約532万円)を再度納入する必要があります。生活費も含めると留年1回あたり600万円超の追加負担になるご家庭が多いです。約4人に1人が留年する大学ですので、資金計画には留年リスクを織り込んでおくことをおすすめします。
Q. 国試合格率98%なら、面倒見が良い大学なのでは?
半分正解、半分注意が必要です。6年生への国試サポートは確かに手厚く、新卒98.0%はその成果です。ただしこの数字は、進級段階で約4人に1人を絞り込んだ後の「選抜済みの集団」によるもの。入学者全員が手厚く守られて98%に到達するわけではありません。手厚さの恩恵を受けるには、まず自力で進級の壁を越える必要があります。
Q. 多浪・再受験でも入学後にやっていけますか?
一般選抜に年齢面の実質的な制限はなく、1浪・2浪が中心で多浪・再受験生も在籍しています。入学後は年齢よりも「1年次から始まる基礎医学に対応できる学習習慣」がすべてです。社会人経験者は自己管理力を武器にできる一方、暗記量の多さに苦戦しやすいため、入学前からの助走をおすすめします。
Q. 愛知県地域特別枠にはどんな縛りがありますか?
愛知県と大学から修学資金の支援を受ける代わりに、卒業後、愛知県内の指定医療機関等で一定期間勤務することが条件です。学費負担を大きく下げられる魅力的な制度ですが、専門分野の選択や勤務地に制約がかかる期間が生じます。地元・愛知で医師として働く意志が固い人に向いた制度で、迷いがある場合は慎重に検討してください。詳細な条件は必ず最新の募集要項で確認しましょう。
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ここに載せた質問は、実際に愛知医大生や保護者の方からよくいただくものです。「本試で何科目落とした」「再試まであと何週間」——状況によって打ち手はまったく変わります。留年が確定してからではなく、危ないかもと思った時点で相談してもらえれば、選択肢はずっと多く残せます。
教えない、導く。
愛知医科大学の勝負どころは、
低学年に集中している。
MediEは、医学部の進級対策・CBT・医師国家試験対策を専門とする個別指導塾です。科目積み上げ型の進級制度から逆算した年間学習計画の設計、基礎医学の攻略、CBT対策まで、愛知医科大学の制度を踏まえて一人ひとりを伴走サポートします。国試合格率98%の恩恵を受けられる「6年生」に確実にたどり着くための準備を、今から一緒に始めませんか。
無料相談はこちらから本ページの内容は、公表資料および各種調査データに基づき作成した2026年7月時点の情報です。進級制度・学費・入試制度等は変更される場合があります。最新かつ正確な情報は、必ず愛知医科大学の公式サイト・学生募集要項でご確認ください。