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川崎医科大学 医学部

医学部進級対策塾 MediE | 大学別・進級と国試のリアル

川崎医科大学 医学部

「入ってから」が本当の勝負。
学費は全国最高水準、そして6年で医師になれる確率は全国ワースト1位(57.40%)
公式サイトには載らない川崎医科大学の実態を、進級対策のプロがまとめました。

岡山県倉敷市 私立単科医科大学 中四国唯一の私立医学部

6年で医師になれる確率

57.40%

全国ワースト1位(2025年集計)

6年間の学費総額

約4,700万円超

全国最高水準(寮費等含む)

ストレート卒業率

約65%

約3人に1人が留年を経験

※本ページのデータは公表資料・調査記事に基づく2026年7月時点の情報です。数値は年度により変動します。出願・進学の判断にあたっては、必ず大学公式の最新情報をご確認ください。

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基本情報・大学の特徴

川崎医科大学は、岡山県倉敷市松島にキャンパスを構える私立の単科医科大学です。1970年に戦後初の新設医科大学として開学し、中国・四国地方で唯一、医学部を持つ私立大学という独自の立ち位置にあります。最寄りはJR山陽本線の中庄駅で、岡山駅・倉敷駅のどちらへも電車で10分前後という郊外型の立地です。

運営母体の川崎学園は、川崎医科大学附属病院(約1,100床)、川崎医科大学総合医療センター(約650床)、川崎医科大学高齢者医療センターの3つの大学病院を擁し、西日本有数の医療ネットワークを形成しています。また、日本の医科大学で唯一の附属高等学校(川崎医科大学附属高校)を持ち、毎年約30名がこの附属高校からの推薦枠で入学するという、他大学にはない特徴があります。

大学名川崎医科大学(私立・単科)
所在地岡山県倉敷市松島577(JR中庄駅から徒歩圏)
開学1970年(戦後初の新設医科大学)
入学定員約126名(一般・総合型・附属高校推薦・地域枠)
附属病院附属病院/総合医療センター/高齢者医療センターの3病院
特記事項1年次は全員寮生活(教育寮)/附属高校からの推薦枠約30名

受験前に知っておくべき最重要ポイント

川崎医科大学は「入学のしやすさ」に対して「卒業までの難しさ」のギャップが全国で最も大きい医学部のひとつです。入学者のうち6年間ストレートで医師になれるのは57.40%(全国ワースト1位)。つまり、約10人に4人以上が、どこかで留年・国試不合格を経験する計算になります。この数字を知ったうえで受験するかどうかが、入学後の6年間を大きく左右します。

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川崎医大は「偏差値だけで語れない大学」の代表格です。附属3病院という教育環境は本当に恵まれています。ただ、57.40%という数字が示す通り、入学はゴールではなくスタートライン。この大学を選ぶなら、入学前から「6年間の走り切り方」を設計しておくことを強くおすすめします。

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学生の特徴・雰囲気

川崎医科大学の学生層には、他大学にはない明確な特色があります。まず、学費が全国最高水準であることから、開業医・医療法人の家庭など、経済的に余裕のある家庭の学生が多いのは事実です。「親の医院を継ぐ」というキャリアを最初から見据えている学生の割合も、全国の医学部の中で高い部類に入ります。

一方で、近年の入学者データを見ると多浪生・再受験生への寛容さも特徴です。2浪・3浪以上の入学者が毎年一定数おり、年齢や経歴で門前払いされにくい大学として知られています。また、2025年度の新入生は女子の比率が男子を上回っており、男女比のバランスも取れています。

雰囲気を決定づけているのが、1年次の全寮制です。全員がキャンパス内の学生寮で1年間の共同生活を送るため、同級生同士の結束は非常に強くなります。この横のつながりは、後述する総合試験を乗り切るうえでの「過去問・情報の共有ネットワーク」として機能しており、良くも悪くも「情報戦に乗れるかどうか」が進級を左右する側面があります。

  • 附属高校出身者が毎年約30名:入学時点で既にコミュニティが出来上がっているため、外部入学者は早めに輪へ入る意識が必要
  • 多浪・再受験に寛容:20代半ば以降の入学者も珍しくなく、年齢層は幅広い
  • 倉敷・松島エリアの落ち着いた環境:都会的な遊び場は少なく、良くも悪くも「勉強せざるを得ない」環境
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寮生活で築いた人脈は、想像以上に進級を左右します。総合試験の対策情報は先輩から後輩へ受け継がれるので、孤立してしまうと一気に不利になります。一方で「周りに流されて遊んでしまい、総合試験で足元をすくわれる」のもよくあるパターン。人間関係と勉強のバランス感覚が問われる大学です。

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カリキュラム・学べる内容

カリキュラムの最大の特徴は、医学教育のスタートが極端に早いことです。多くの大学では2年次に行う人体解剖実習を、川崎医科大学では1年次から実施します。入学直後から教養課程でワンクッション置く余裕はなく、いきなり医学の本丸に踏み込むイメージです。

学年主な内容
1年全員寮生活。教養科目と並行して人体解剖実習を実施。2学期は解剖中心の生活に
2年基礎医学(生理・生化学・薬理など)。個人専用の自修ブースが与えられる。研究配属期間あり
3年臨床医学のメイン科(内科・外科系)を学習。学習量が一段と増える
4年マイナー科の学習後、CBT・OSCE。合格すると1月から臨床実習(ポリクリ)開始
5年診療参加型臨床実習。附属3病院と学外協力病院を2〜3人の小グループでローテーション
6年選択制クリニカルクラークシップののち、国試と卒業を見据えた総合医学講義(約4か月)

基礎医学と臨床医学を結びつけた統合型カリキュラムを採用しており、1年次から毎年何らかの形で臨床に触れる設計です。2年次以降は学生一人ひとりに自習机付きの自修室(自修ブース)が用意されるなど、「勉強するための環境」への投資は全国トップクラスと言えます。裏を返せば、それだけの環境を用意してでも学生を勉強させなければ進級できないカリキュラムだ、ということでもあります。

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1年次から解剖が始まる大学は全国でも少数派です。「大学生活に慣れてから頑張ろう」という発想は川崎医大では通用しません。入学した4月の時点で、すでに進級レースは始まっています。特に受験勉強で暗記が苦手だった人は、入学前の春休みから解剖の予習を始めておくと初速がまったく変わります。

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川崎医科大学で留年が多い鬼門は?

結論から言うと、川崎医科大学の鬼門は「特定の科目」ではなく、毎学年の年度末に待ち構える「総合試験」です。多くの大学のように「◯年生の生理学で大量留年」といった科目単位の鬼門ではなく、1年間の全履修範囲を1〜2日で問う一発勝負の総合試験が、全学年に設置されているという構造そのものが鬼門になっています。

川崎医大の留年構造:3つの関門

関門1|1〜3年の総合試験:1年分の全範囲が出題範囲。学年によっては20名規模の留年者が出る年もあり、低学年から容赦がありません。

関門2|4年のCBT・総合試験:全国共通のCBTに加えて総合試験があり、臨床実習に進めるかを判定。ここで足踏みする学生も一定数います。

関門3|6年の卒業判定:6年次まで進めても安心できません。卒業段階での絞り込みが厳しく、ここで留年して国試を受けられないケースが毎年多数発生しています。

実際、医師国家試験の「出願者数」と「受験者数」の差(=出願したのに卒業できず受験できなかった人数)を集計した調査では、川崎医科大学が50名で全国ワースト1位となった年度もあります(2022年度調査)。低学年から高学年まで、どの学年にも「安全地帯」がないのが川崎医大の実態です。

また、留年の引き金として多いのは以下のパターンです。

  • 科目試験の積み残し:科目試験の不合格は即留年にはなりませんが、総合試験からの減点として跳ね返ってきます(詳細は次のセクション)
  • 直前詰め込み型の学習:総合試験は1年分の範囲のため、試験前の詰め込みでは物理的に間に合いません
  • 情報不足:過去問・出題傾向の情報網から外れると、対策の精度が大きく落ちます
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「どの学年が危ないですか?」とよく聞かれますが、川崎医大に関しては「全学年」が答えです。総合試験は年に一度の一発勝負なので、体調不良やメンタルの落ち込みが直撃するリスクもあります。日々の科目試験を「総合試験の貯金づくり」と捉えて、年間を通じてコツコツ積み上げる学習設計が唯一の攻略法です。

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進級試験・学年別判定基準

川崎医科大学の進級制度は、全国的に見てもかなり特殊です。ポイントは「科目試験で単位を落としても、それだけでは留年しない」こと。進級・留年は、年度末の総合試験の得点が学年ごとの基準点に達しているかどうかで決まります。

総合試験のしくみ

  • 出題範囲:その学年で履修した1年分のほぼ全範囲
  • 実施時期:1〜3年は2月中旬ごろ、4年は11月初旬、5年は3月初旬(6年は総合試験なし・卒業判定へ)
  • 判定方法:100点満点で、学年ごとに定められた基準点以上なら進級
  • 科目試験との関係:各科目試験の成績が、総合試験の得点への加点・減点として反映される。たとえば科目試験の結果が悪いと、総合試験で「基準点+α」を取らないと進級できなくなる
学年進級判定のポイント
1年2月中旬の総合試験で判定。解剖を含む1年分の全範囲。入学初年度から留年リスクあり
2年基礎医学中心の総合試験。範囲・分量ともに1年次から大幅増
3年臨床メイン科を含む総合試験。学年によっては20名規模の留年が出る年も
4年11月初旬の総合試験+CBT・OSCE。クリアしないと臨床実習に進めない
5年3月初旬の総合試験。臨床実習と並行した対策が必要
6年総合試験はなし。卒業試験・卒業判定で国試受験の可否が決まる

※総合試験の具体的な合格基準点は学年ごとに設定されており、公式には詳細が公表されていません。年度によって運用が変わる可能性もあるため、在学生は学内の最新情報を必ず確認してください。

この制度は「科目を1つ落としただけで留年」という理不尽さがない一方、1年分の学力をまとめて問われるため、ごまかしが一切効かないという厳しさがあります。CBTや国試と同じ「広範囲×総合力」型の試験を毎年課される、と考えると分かりやすいでしょう。

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科目試験の出来が総合試験に加点・減点される仕組みなので、実は「日々の科目試験を頑張るほど、年度末が楽になる」設計です。逆に科目試験を捨てると、総合試験のハードルが自分で上がっていく。私たちが川崎医大生をサポートするときは、まず4月の時点で年間の科目試験スケジュールを洗い出し、「総合試験から逆算した貯金計画」を作るところから始めます。

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卒業試験の難易度と医師国家試験合格率

川崎医科大学の医師国家試験合格率(新卒)は、近年おおむね85〜95%前後で推移しており、数字だけ見れば決して悪くありません。しかし、この数字を額面通りに受け取ってはいけません。

「国試合格率」のカラクリ

国試合格率は「卒業できた学生」だけを分母にした数字です。川崎医科大学はストレート卒業率が約65%と私立医学部で最下位クラス。つまり、国試に合格できる見込みの高い学生だけを卒業させることで、国試合格率が保たれている構造です。入学者全員を分母にすると、景色は一変します。

その「入学者ベース」の実態を示すのが、進級率・卒業率・国試合格率を掛け合わせた「6年で医師になれる確率」です。

指標川崎医科大学参考:全国平均
6年で医師になれる確率(2025年集計)57.40%(全国ワースト1位)81.7%
同・前年(2024年集計)62.16%(全国ワースト1位)81.3%
ストレート卒業率約65%
医師国家試験 合格率(新卒・第119回)87.5%約95%(新卒全国)

2年連続で全国ワースト1位、しかも数値は62.16%から57.40%へ悪化しています。全国平均が81.7%ですから、その差は約24ポイント。「入学者のうち医師になれるのは6年後に約6割弱」という現実は、久留米大学・岩手医科大学など下位常連校と比べても頭ひとつ抜けて厳しい数字です。

6年次の卒業判定も、この構造の重要なパーツです。6年生まで進級できた学生であっても、卒業段階で毎年相当数が足止めされます。「6年生になれたから一安心」が通用しないのが川崎医大であり、最後の1年まで気を抜けません。

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57.40%という数字は衝撃的ですが、裏を返せば「正しく走り切れば医師になれる大学」でもあります。実際、川崎医大の総合試験はCBT・国試と同じ総合力型なので、低学年から本質的な勉強を積んだ学生は、国試本番でむしろ強い。大事なのは「卒試・国試の年になってから慌てる」のではなく、6年間を通した学習戦略を持つことです。

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入試情報(参考)

入試方式は、一般選抜・総合型選抜(専願)・附属高校推薦・地域枠選抜(岡山県・静岡県・長崎県)があります。総合型選抜は出願資格が「18歳以上22歳以下(4浪まで)」と定められている一方、一般選抜には年齢面の実質的な制限はなく、多浪・再受験にも寛容な大学として知られています。

項目内容(2026年度・一般選抜の例)
募集人員全体約126名(一般約45名/総合型約25名/附属高校推薦約30名/地域枠:岡山10・静岡10・長崎4 ほか)
1次試験英語100点・数学100点・理科2科目150点(計350点)+小論文(段階評価)
2次試験個人面接(人物・適性を重視)
合格最低点(1次)2025年度 258.5点/350点(得点率約74%)※年度により変動大
実質倍率2023年度 25.6倍 → 2024年度 24.5倍 → 2025年度 18.4倍
偏差値目安河合塾ボーダー 60.0前後

偏差値上は私立医学部の中で入りやすい部類に見えますが、倍率は毎年18〜25倍と高く、決して簡単な入試ではありません。また、面接・小論文の配点比重が事実上大きく、学科の点数だけでは合否が決まらない点にも注意が必要です。

※入試情報は毎年変更されます。出願にあたっては必ず大学公式の最新の学生募集要項をご確認ください。

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「川崎医大は入りやすい」というイメージは半分誤解です。倍率20倍前後の椅子取りゲームである以上、合格には確かな学力が必要です。そして忘れてはいけないのが、受験期の学力の「貯金」がそのまま入学後の総合試験対策の土台になるということ。ギリギリで滑り込んだ学生ほど、1年次からの巻き返し計画が重要になります。

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学費・奨学金制度

川崎医科大学の学費は、日本の医学部で最高水準です。長らく「日本一学費が高い医学部」として知られてきました(近年は東京女子医科大学の学費改定により順位が入れ替わる年もありますが、最高水準であることに変わりはありません)。

項目金額(目安)
入学金200万円
初年度納入金約1,225万円(授業料・教育充実費のほか、全寮制のため寮費・食費を含む)
2年次以降年額 約700万円
6年間の学納金合計約4,700万円超
その他学友会費 17万円・保護者会費 42万円(6か年分)等。入学後に任意の寄附金の案内あり

留年は「1年につき約700万円」の追加コスト

忘れてはいけないのが、留年すると留年した学年の学費(年額約700万円)をもう一度納めることになる点です。約3人に1人が留年するこの大学では、学費計画に「留年リスク分」を織り込んでおくのが現実的です。2回留年すれば追加負担は約1,400万円。進級対策への投資は、実は最も割の良い「保険」と言えます。

奨学金・学費軽減の制度

  • 特待生制度:1〜5学年の成績優秀者に、翌年度の授業料相当額を給付(川崎学園育英会)
  • 地域枠選抜(岡山・静岡・長崎):各県の奨学金貸与とセット。卒業後に指定地域で一定期間勤務することで返還が免除される仕組み。実質的な学費負担を大きく下げられる一方、キャリアの自由度に制約がかかる点は要検討
  • 日本学生支援機構(JASSO)等:一般の奨学金・教育ローンも利用可能
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保護者の方には「学費4,700万円」だけでなく「留年1回=約700万円」という数字を必ずお伝えしています。特待生制度は授業料相当額の給付とインパクトが大きいので、上位を狙う価値は十分あります。地域枠は学費面のメリットが大きい反面、9年前後の勤務義務が人生設計に与える影響も大きい。ご家庭でしっかり話し合ってから選んでください。

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卒業後のキャリアパス

卒業後の進路として最も太いルートは、川崎学園の3病院(附属病院・総合医療センター・高齢者医療センター)での初期研修です。合計約1,900床という西日本有数の規模を持つグループ病院で、学生時代の実習からそのまま連続した環境で研修に入れるのは大きな強みです。

  • 附属病院グループでの研修:症例数・指導体制ともに充実。母校出身者が多く、馴染みやすい環境
  • 中四国エリアの市中病院:中四国唯一の私立医学部として、地域の医療機関とのつながりが強い
  • 実家の医院・病院の承継:開業医家庭の学生が多いため、将来的な承継を見据えて内科・外科など承継先の診療科を選ぶケースが目立つ
  • 地域枠出身者:岡山・静岡・長崎の各県が指定する医療機関で義務年限(おおむね9年前後)を勤務

一方で、都市部の有名病院・大学医局への進出を目指す場合は、国試の成績とマッチング対策がそのまま勝負になります。出身大学のブランドで下駄を履ける大学ではないため、CBT・国試で高得点を取り、実習評価と面接で実力を示す王道の戦い方が求められます。

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医師になってしまえば、出身大学より「初期研修でどこで何を学んだか」の方がキャリアに効きます。川崎医大の附属病院研修は堅実な選択肢ですし、外に出たいなら国試の得点力が最強の武器です。マッチングは6年生になってから考えるものではなく、5年生の実習中から始まっています。早めに戦略を立てましょう。

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よくある質問(FAQ)

Q. 「6年で医師になれる確率57.40%」というのは本当ですか?

文部科学省が公表する進級率・卒業率データと医師国家試験の結果を掛け合わせた2025年の調査集計で、川崎医科大学は57.40%となり全国ワースト1位でした。前年(62.16%)もワースト1位で、2年連続の最下位です。全国平均は81.7%なので、約24ポイントの開きがあります。逆に言えば、入学者の約6割弱は6年間ストレートで医師になれています。「入ったら終わり」ではなく「入ってからの過ごし方で決まる」大学です。

Q. どの学年で留年する人が多いですか?

特定の学年に留年が集中するというより、毎学年の総合試験と6年次の卒業判定、すべてに留年リスクが分散しているのが川崎医大の特徴です。低学年でも20名規模の留年者が出る年があり、6年次の卒業判定で足止めされる人数も全国トップクラスです。「◯年生を越えれば安泰」というポイントは存在しない、と考えてください。

Q. 留年すると学費はどうなりますか?

留年した学年の学費(年額約700万円)を再度納入する必要があります。生活費も含めると、留年1回あたりの追加負担は800万円前後になるご家庭が多いです。約3人に1人が留年する大学ですので、資金計画には留年リスクを織り込んでおくことをおすすめします。

Q. 国試合格率は高いと聞きましたが、矛盾していませんか?

矛盾ではなく、表裏の関係です。国試合格率は「卒業できた学生」だけの数字で、川崎医大は進級・卒業の段階で合格見込みの低い学生を絞り込むため、合格率が高めに出ます。入学者全員を分母にした「6年で医師になれる確率」で見ると57.40%まで下がる、というのが実態です。パンフレットの合格率だけで判断しないことが大切です。

Q. 多浪・再受験でも入学後にやっていけますか?

入試段階では多浪・再受験に寛容な大学で、実際に幅広い年齢層の学生が在籍しています。入学後は年齢よりも「総合試験に対応できる学習習慣を作れるか」がすべてです。社会人経験のある方は自己管理力を武器にできる一方、暗記量の多さに苦戦するケースもあるため、1年次からペース配分を設計することが重要です。

Q. 1年生の寮生活は必須ですか?

はい、1年次は全員がキャンパス内の学生寮(教育寮)に入寮することが義務付けられています。共同生活を通じた人格形成が目的とされていますが、実利面でも、ここで築く同級生・先輩とのつながりが総合試験対策の情報網として大きな意味を持ちます。

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ここに載せた質問は、実際に川崎医大生や保護者の方から毎年いただくものばかりです。個別の状況──「今◯年生で総合試験まであと何か月」「CBTの模試でこの点数」──によって打ち手は変わります。不安を一人で抱えず、まずは現状を聞かせてください。

教えない、導く。

川崎医科大学の6年間を、
最後まで走り切るために。

MediEは、医学部の進級対策・CBT・医師国家試験対策を専門とする個別指導塾です。総合試験から逆算した年間学習計画の設計、科目試験の攻略、卒試・国試対策まで、川崎医科大学の制度を踏まえて一人ひとりを伴走サポートします。留年してから慌てるのではなく、留年しないための準備を、今から一緒に始めませんか。

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本ページの内容は、公表資料および各種調査データに基づき作成した2026年7月時点の情報です。進級制度・学費・入試制度等は変更される場合があります。最新かつ正確な情報は、必ず川崎医科大学の公式サイト・学生募集要項でご確認ください。